初代オクサス学会 会長を務められた 敬愛する加藤九祚先生がテルメズの発掘現場で倒れ94歳で客死されてからこの9月で7回忌となり、また生誕100年の節目でもあります。
この度、先生の愛弟子 川崎健三氏を中心に「アイハヌム」復刊実行委員会の諸先生のご尽力による、「アイハヌム;加藤九祚一人雑誌・追悼号」が、加藤九祚先生の古巣、平凡社より発刊されました。
令和4年盛夏 松田徳太郎
前半の追悼記事に続き、第2部として
カライカフニガンの壁画 リトヴィンスキー
アイルタム 北バクトリア 最初の仏教遺跡 トルグノフ
カンピルテパとバクトリアのサカ ルトベラーゼ
ザールテパの壁画 ピダエフ、レウトヴァ
ダルルベルジンテパ都城址出土のオッスアリ イリヤソフ
日本初紹介を含む5論文、加藤先生の経歴、400を越す膨大な著作一覧など、久し振りにエルミタージュを歩く感動を受ける事がが出来ます。
発行:平凡社
価格:2,000円+税